2009年8月17日月曜日

F値

久しぶりの更新ですが、軽くF値についてです。

1.F値とは
F値とはカメラのレンズの絞り値の事で
数字が小さいほど絞りの口径が大きいです。
つまり明るいレンズというわけです。
基本的にF値は√2を公比にした等比数列(2・2.8・4・5.6・8…)
のはずなのですが、最近はそんなこともなくて
中間値2.4とか3.2とかとかも表示する。

2.絞り
さて絞りの口径とか言われてもなに?
って感じだと思うので、説明します。
絞りとはレンズの中にある金属羽根で作られた
光の量を調整できる可動式の口なのです。
羽が何枚も連なっていてそれが動くことで円形っぽい口が
大きくなったり小さくなったりして、光を取り込む量を調整します。
んでこの口の直径を有効口径といいます。
ちなみにF値はどうやって決まるかというと
F値=有効口径÷レンズの焦点距離
ってなります。直径だから√2が公比なんだね☆

3.絞りとボケとISOとシャッタースピードとそのたいろいろ
こんなかんじで絞りはいろいろな要素とからんじゃいます。
それで、F値が小さいと明るいレンズですといいましたが、
決して万能ではなく開放だと被写界深度は浅いのでピントが合わないと
すぐぼけます。あとちょっと色落ちするとかなんとか
逆に絞りすぎると物理の波の実験(高専ではやった)みたく
光が回折を起こします。
んでどうやらベストな絞りは8ぐらいらしいけど
まぁ、これも結局はそのレンズの光学設計によるらしく・・・
基本、絞りはISOとシャッタースピードに挟まれ(お互いに)
大変なわけです。ちなみに僕は基本絞り優先で写真撮ります。

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