今回はデジタルカメラだけでなくフィルムでも
同じことが言えますが,まぁ基礎ってことで。
1. ボケって何?
まず,下の写真



わかりやすいボケです。 ↑ここね
丸くなってるのがそれです。
これはE-510でレンズがZUIKO DIGITAL ED 50mm F2.0 Macro。
開放,接写で撮ったので後ろの光源が大きくボケています。
こんなに綺麗に丸くならなくてもとにかく
ピントが合ってなくてボケているところをボケといいます。
2. ボケの詳細
さて,ボケとはなにかとわかってもらったと思いますが,
今回はボケと絞り羽根との関係を紹介します。
ⅰボケの形
さて,さっきの写真ボケが丸いです。
これは使ったレンズの絞りが丸いからです。
(カメラの光を通すところ)
ほかにも多角形絞りというのもあります。構造上,
円形絞りなら円形のボケ,n角形絞りならn角形のボケ
ができます。ただし開放した場合は両方とも円形です。
↓は多角形絞りの例
上のカビたレンズなら8角形ですね。
あ,あと円形絞りですが実は絞り込むと
円ではなく多角形になってしまいます。
尤も絞り込むとボケ自体でにくくなりますが・・・
ⅱボケの大きさ
同じピントで同じ距離でもボケの大きさは変わります。
絞りを開放するとボケは大きく,絞りを絞るとボケは
小さくなります。これは被写界深度とも関係するのですが
まぁ,詳しくはまた今度。
というわけで基本的に,ボケの大きさはピント,ボケの遠さ(近さ)
絞り,レンズの被写界深度によって決まります。
ⅲいいボケ味
どうやら,ボケは円形が綺麗らしい。
確かにまんまるのボケは綺麗ですが
なんというかきれいな六角形のゴーストも
なかなか良いと思います。個人的に。
(ゴーストってのは太陽とか撮ると移るやつ)
でも時代は円形らしく最近は円形絞りを
採用したレンズも多いらしい。しかし,
どうやら綺麗なボケの決定権はレンズの光学設計
にあるらしく絞りは大まかな形を決める程度
らしいです。ちなみにオススメのレンズは↓
おすすめというより僕がほしいレンズ(笑
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