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2009年9月18日金曜日

撮像素子の種類と特徴

今回は,基本的なデジタルカメラの撮像素子について書きます。

1. 撮像素子とは何か。
撮像素子とはデジタルカメラにおいてレンズから入った絵を取り込む物です。
フィルムカメラで言えばフィルム,目で言えば網膜とでも言ったところでしょう。
なにで,どう取り込むかによってその絵の表現が変わります。
そして,それぞれのカメラメーカによってその方式は違います。

2. 撮像素子の種類と特徴
主に撮像素子の種類は5つです。
うそです。4つです。
(というのもオリンパスの撮像素子は以下に出てないLiveMOSという撮像素子を使っているので・・・)

ⅰ:CCD
今までで,最も長く使用されているデジタル画像素子。
受光素子で光情報を受け取りまとめて制御回路にかけてA/D変換する。
長所:CMOSに比べ,構造上受光素子の面積をたくさん確保できるので,多くの情報を手に入れやすい。
短所:CMOSに比べ消費電力が大きく。素子が熱を持ちやすい。

ⅱ:CMOS
MOS系撮像素子も歴史は長い。
CCDと違うところは1つ1つの受光素子に光情報の制御回路があるところです。
長所:その特徴からデータ転送の高速化かつ低電力化に優れていてカメラの消費電力が少なくて済む。
短所:やはりCCDにくらべ受光素子部の面積が小さい分,ノイズなどの影響が大きい。

ⅲ:スーパーCCDハニカムSR
富士フィルムの独自規格。
CCDとほぼ一緒だが,8角形のハニカム構造
(ハニカムって6角形じゃなかったっけ?)
になっているため,受光面積が大きくなったとかなんとか。

ⅳ:Foveon X3
名前からして一番最強(笑)
これは,今までの撮像素子はホントに小さな受光素子を市松模様のように並べて(ベイヤー方式)
マクロ的に見ればきちんと絵になるようにしていたのだが,なんとこの規格
3次元構造で青い受光素子の下に緑の受光素子,その下に赤の受光素子
と配置した。これでミクロで見てもフルカラーの色情報を入手できる。
これによって原理的に今までの方式では避けられなかった偽色や色モアレが起きなくなる。
しかし,受光素子の層を順に並べているので下のほうの受光素子では光の量が少なくなってそう。

3. どれがいいの?
好みです。

というのは,それぞれ長所と短所があるわけで各人の好みや写真の撮り方で
撮像素子の決め方は変わります。
それに,カメラはオーダーメイドできるものではないのでこのボディにこの画像素子・・・
とかできません。つまり,カメラを選ぶ判断材料のひとつにしか過ぎません。
それに各社カメラの作り出す絵はそれなりに完成度が高い
(相変わらず僕のE-510君は白飛びばかりしてますが・・・)
ので,ハズレってのはあまりないかと思います。(多分)
でも,個人的にはシグマSDシリーズが搭載してるFoveonX3ですね。
ロマンがあります。

画素数と画素ピッチ

最近やたらと画素数の高いカメラが巷では流行っているようですが
画素数ってなに?それって高いほうがいいの?
とか思いませんか。
とにかく最近では
「カメラの画素数が高ければそれだけハイスペック」
では本当にそうなのでしょうかね。見てみましょう。

1. 画素数
画素数とは撮像素子の画素,つまり受光素子の数です。(正確には若干違います)
これが少ないと,モザイク画のようになってしまい,高いと鮮明な画像が撮れます。

2. 画素ピッチ
画素ピッチとは受光素子とその隣の受光素子の間隔のことです。
なので周辺回路などを含めた間隔のことをさすのですが,
一般的には受光部の大きさをさす言葉となっています。
画素ピッチが小さいと受け取る光の情報は少なくなり,
増幅過程などでノイズがバンバン入ります。
大きいとたくさんの情報が入りますが場所をとります。
画素ピッチの計算は
「撮像素子の面積÷画素数」のルート(平方根)
 =画素ピッチ
です。そうするとミクロンオーダーの値が出るはずです。

3. 画素数×画素ピッチ
さて,この画素数と画素ピッチですが,
「画素数×画素ピッチ=撮像素子」のサイズと思ってもらってかまいません。
さて,ここで壁にぶち当たります。
撮像素子のサイズは大きくフルサイズ,APS-C,フォーサーズ,1/1.8型
などがありますが,基本的に撮像素子の大きさが大きくなればなるほど価格が上がります。
つまり
ⅰ画素数を増やし,画素ピッチを犠牲にしてそれなりの価格
(ノイズが完全にノリノリである)
ⅱ画素ピッチを増やし,画素数を犠牲にしてそれなりの価格
(なんつーか拡大するとモザイクになる・・・・)
ⅲ画素ピッチも画素数も増やして価格ヤバイ。&カメラでかい・・・
(カメラでかくて重いしお値段が・・・画質はいいと思われる)
ということですね。
何事もバランスです。

4. まとめ
つまり皆,カメラの画素数ってのにとらわれない方がいいよってことです。
正直,画素数は1000万から1200万画素もあれば十分だと思います。
つかむしろ800万とか600万でもそんなに引き伸ばさなければいけるはず。
カメラのスペックにおいて画素数はあまり気にしなくていいのです。
むしろ画素数がインフレしてる最近のカメラでは画素ピッチを優先したほうがいいかもしれません。
さらに,画像の質を決めるのに処理エンジンや制御回路などもあるので
画素数は本当に気にしないほうがいいです。
むしろ画素数が増えるとデータ容量が増えるのでご注意を!!
画素数
ノイズ多
画質荒い
安価
ノイズ多
まぁ安価
ノイズ多
画質荒くない
それなりの値段
ノイズ普通
まぁ安価
ノイズ普通
それなりの値段
ノイズ普通
高い
ノイズ激少
画質荒い
それなりの値段
ノイズ激少
画質荒くない
高い
ノイズマジ少ない
画質超良い
値段超高い
ちなみに画素ピッチは7ミクロンもあれば画素ピッチは大きいといえます。
↓なお,画素ピッチに定評のある機種↓
Nikon D3(注 50万します^^;) 



ISOについて

ISO感度ってなにさ,ってことで
ISO感度について書きます。

1. ISOってなに?
まぁ,簡単にいいますとISOとはフィルムの光の感度を示す指数です。
ISOの値が低いと低感度,高いと高感度なわけです。
で,これはフィルムの話です。
しかしデジタルの光の感度についても同じISOをつかいます。
なぜならデジタルに移行する際にISO表記のほうがわかりやすかったからです。

2. ISOの特徴
デジタルカメラではISOを設定できますね。
はい,昔フィルムではできませんでした(;_;
ではなぜできるようになったんでしょう。
それはデジタルカメラが受光素子から得たデータを増幅しているからです。
デジタルカメラは大雑把に言うと
光→受光素子→制御回路(増幅)→画像処理エンジン→絵
となっているのですが,この制御回路において増幅率を変えれば
そう,ISOを高くしたのと同じ効果を得られるわけです。
しかし,私の周りにいる高専生や工学系の人間ならわかると思いますが,
増幅しすぎるとノイズがのる(^^;
カメラも例外ではなくノイズのりまくります。
マジヤバです。

3. ISOの限界
ISOどこら辺まであげられるのか?
うーん,僕のolympusE-510は400が限界ですかね。
1600まであげるとひどいです。
これは機種や人の感性によってかわります。
友人のNikonD-40(確か)は800でもあまりノイズは気になりませんでした。
これは画素ピッチの関係ですね。
またお高い機種(主にNikonD3,価格50万ぐらい)では
ISO6400とかいうキチガイな値でもノイズが目立ちません。
これもやはり画素ピッチ及び処理エンジン,撮像素子などなど
いろいろな要素によるものです。やはり高いものは良い。

4. まとめ
ISO高い中間低い
ノイズ×それなり
明るさそれなり×

つーわけでISOが高いと暗いところでもシャッタースピードが下がらないので
手ぶれ(手ぶれ補正機能でカバー)や
被写体ぶれ(被写体を追従するテクでカバー)
といった難点をクリアできる。
しかしその一方でノイズがのりまくります。
ISOが高ければ高いほどのりまくります。
ちなみにカメラには機種ごとにベース感度というものがあって
それが基本のISO感度でそのベース感度に設定した時
一番ノイズが少ない絵が出来上がります。絶対に。
というわけで,ISOについてはこれまで。

シャッターの機構

今回はシャッターの機構について書きます。
と言いたいのですが,シャッターの機構ってなに?
って感じですよね。僕もこの日本語謎です(笑
でもシャッターってどうやっておろしてるのかとか気になりますよね。

1. シャッターってなに?
シャッターとはカメラにはなくてはならない存在です。
もともとシャッターはフィルムカメラにおいて露光時間の制御のために
作られた機構です。あの「カシャッ」っていうやつありますよね。あれです。
フィルムは今のデジタルと違って化学反応ですので
電子制御とかはできません。すべてメカニカルな物理制御です。
まぁ,それが楽しいのですが・・・
んでシャッターとはそんなフィルムカメラで露光調整するために開発された
技術なのです。

2. シャッターの種類
シャッターの種類は結構いろいろあります。今回は有名な2つを紹介します
機械式シャッターには以下の2種類があり,
フォーカルプレーンシャッターは一眼レフカメラなどで,
レンズシャッターはコンパクトカメラや
プロ用の大きいカメラなどで使われています。

ⅰフォーカルプレーンシャッター
いわゆる一眼レフカメラについているガシャガシャなるやつです。
2枚の幕があり,1枚目が下りて露光が始まり一定時間後もう一枚が下りて
露光が終わるという機構です。なので1枚目がおりきる前に2枚目が下り出すこともできるので,高速シャッターが可能です。(1/4000秒より速くできる)
しかし,そのためにフラッシュを使用した際には高速シャッターは使用できません。

ⅱレンズシャッター
レンズについてるシャッター。
とても小型でそれなりの速度でシャッターが下ろせ,
機構上どのシャッタースピードでもフラッシュとシンクロする。
しかし,フォーカルプレーンシャッターに比べ速度が遅い
(といっても1/1000ぐらいの速さはある)という難点を持っている。

3. シャッターのいろいろ
ところでシャッターのスピードって気にしたことありますか?
コンデジとかではとくにシャッタースピードを気にすることはない
と思いますが,一眼レフで写真を撮る時は結構気にします。
それで,このシャッタースピードの決まり方は
絞り値(F値),ISO,被写体やその風景の光量によります。
絞り値についてはまた今度やりますが,
シャッターにおいてはシャッタースピードが2倍になると
光量は2倍になります。そのまんまですね。はい。
そしてみなさん一番興味のあることはシャッターの耐久度ですよね(^^;
下の図は主要なカメラの耐久度を示したものです。
メーカー機種耐久回数
オリE-315万回
キヤノンEOS 40D10万回
シグマSD1410万回
エスニーα70010万回
ナイコンD30015万回
FujiFP S5 Pro10万回
ペンタK20D10万回
最上位(50万とか100万するやつら)機種とかだとやっぱり
30万回とか耐えられるみたいです。
ちなみに僕のE-510のシャッターの耐久回数は非公開です(^^;
今んところ1万回で不具合はありません・・・

ファインダーと液晶モニタ

さて,ファインダーと液晶モニタということで,
今回はデジタルカメラの強み,撮った写真をその場で見れる液晶モニタと
素人さんに「このカメラどこ見るの?」とか「画面に写してよ(ライブビュー)」
と言われてしまうファインダーについてです。
正直僕はライブビュー嫌いです。
AF(オートフォーカス)遅いし,ピントロックできないし。
いい事ないじゃないですか。
さて,本題に入りましょう。

1. ファインダーとは
まさに写真に写る絵を確認するための窓をファインダーと呼びます。
ほとんどのカメラにファインダーはついています。しかしついてないものもあります。
また,ファインダーにもいろいろな機能があり,
絞り値やシャッタースピード,ISOなどなどを確認できるものから
ピントすら確認できない透視式ファインダーまでピンキリです。

2. ファインダーの能力
まず,ファインダーのステータスを見てみましょう
ⅰ視野率
視野率とは光学式ファインダーでは実際に撮像素子に
投影される絵の範囲とファインダーで覗く絵の範囲の比を
「視野率」といいます。つまり両者が一致する場合は
「視野率100%」というのですが,基本的にはファインダーのほうが
狭い範囲になるので97%やら95%やらとなります。
なんでそうなるのかというと,コストの問題です。
実は視野率約100%のファインダーはあります。
しかし,それを作るためにはペンタプリズムを使用するため
重くなり,でかくなります。さらに高くなります。なのであまり実装されません。

ⅱファインダー倍率
これまた,視野率と似たような言葉ですよね。
これは実際に撮る絵ではなく肉眼で見る時と比べた比です。
素通しのガラスを1倍として考えます。
そうするともちろん望遠レンズか広角レンズかで変わるのですが
カメラの機種によって同じレンズを装着しても変わることがあります。
これを,ファインダー倍率と呼びます。
ちなみに撮像素子が大きいとファインダー倍率は小さい傾向にあります。
またファインダー倍率を上げるアイテムがあります。

ⅲ視野補正
これは,視力の弱い人がメガネをかけずに写真を撮る時に
使う機能です。これでメガネのように調節しておけば
ファインダーに十分目を近づけて写真が撮れます。
しかし,右目で覗いて,左目で被写体を追う撮影などでは
めがねをしないとまったく見えないので使えません。

ⅳハイアイポイント,ロングアイポイント
これはメガネを着用したまま写真が撮れるように
ファインダーから少し離れた位置でもファインダーが
覗けるように設計されたファインダー。
これならさっきの撮影が可能になる。

ⅴ視差
これも視野率と少し似ているのだが,
実際に映る絵の範囲とファインダーで見える絵の範囲の
ズレの事。「映るん○す」とかの使い捨てカメラのように
ファインダー窓がついているだけのものによく生じます。

3. ファインダーの種類
上のステータスをカバーしたりなんだりしていろいろな
ファインダーが開発されました。そのうち4つを紹介します。

ⅰ透視式ファインダー
さっき述べたようにレンズとはまったく連動しない窓がついているだけの
ファインダー。基本的に「大体こんな感じ」という程度である。
とくに被写体に近づくとずれが大きくなり,遠くなるとズレは少なくなります。
さらに,ピントが合っているかわからないし,ボケも確認できない。
ただ,コストがかからないので安価なカメラやトイカメラに使われます。

ⅱアイレベルファインダー
まぁ,一番一般的なTHEファインダーです。
一眼レフカメラの主流です。
名称からもわかるようにカメラを目の高さに構えて
画面が見られるファインダー。

ⅲウエストレベルファインダー
ロマンです。
ウエストレベルなのでカメラを上からのぞき込むように見るファインダー。
主に二眼レフカメラで使われているが,一眼レフの
中判カメラ(のうちフィルムサイズが6×6や6×7の一部)で使われている。
とにかく二眼レフカメラをウエストレベルで構えると超イケメンです。

ⅳ電子ビューファインダー(EVF)
ファインダーの先が光学式でアナログなものではなく
画面があり,それを覗くというもの。
正直,画面が粗く,ディレイ(遅延)が発生する。
また,マニュアルの精密なピンとあわせが難しいです。
しかし,これを実装することでミラーボックスの必要性がなくなり
カメラがコンパクトになったり,視差や視野率の低下も
なくなります。設計上の自由度が増すが,
やはりコンパクトデジタルカメラ向けである。

4. 液晶モニタ
液晶モニタは撮影画像を写したり,撮影時にファインダーとして
撮像素子に映る画面を表示することができます。このとき
視野率も視差も完璧なので安心して写真を撮れます。
ちなみに一昔前の一眼レフでは設定の表示しかできません。
また,液晶が可動するタイプでは覗いて撮れない様なアングル
からでも撮影ができます。
しかし撮れる写真が1000万画素とか言う時代に
液晶モニタは約30万画素とか言っているので表現力がいまいちです。
なので,写真を楽しむのには使えません。

5. まとめ
やっぱり光学式ファインダーをのぞいて写真を撮るのが一番ですね。
しかし,何も考えずに撮るならモニタが楽です。
なんというか,車のマニュアルとオートマみたいな感じですね。
幸い,カメラ業界ではマニュアルが主流・・・・あれ
販売台数的にはコンデジが圧倒的だから
やっぱりオートマが主流なのかな・・・・
というわけで,一眼レフで写真とってと頼まれたら
ファインダーをのぞいてスマートに写真を撮ってあげてください。

ファームアップ

どうも,今回は軽めにファームアップについてです。
ところで皆さんファームって知ってます?

1. ファームって何?
ファームとはファームウェアといい,
カメラだけでなく電子機器に組み込まれている
基本ソフトウェアのことです。
つまりラインとレーサのH8マイコンに書き込む
プログラムのようなものです。
なんか結構大事な気がしませんか?
そう,実は結構大事なのです。
もちろんメーカは製品化しているので
バージョンアップしなくても使えるのですが,
バージョンアップすることでいろいろ幸せになれます。

2. ファームアップ
さて,ファームアップすると具体的にどう幸せになれるか。
これは例えば,画像の品質を向上させたり,
AFの追従性があがったり,AFが早くなったり
手ぶれ機能の性能が上がったりと案外,
いろいろといいことがあります。

3.どうやってファームアップするの?
まず,自分のカメラのファームを確認しましょう。
どの機種も基本的にメニューの設定画面に「バージョン」や
「ファームウェア」などと書かれたところで確認できます。
ただしペンタックスに限ってはメニューボタンを押しながら
電源をいれるというちょっとかっこいいことをしないといけません。
それでファームのバージョンを確認したら,次はメーカのHPに行きます。
メーカのHPに「ファームウェア」とか「ダウンロード」ってところに
それっぽいのがあるので後は各自でやってください。
パソコンと接続したりメモリにソフトを入れたりいろいろです。
しかし,ここで注意が必要なのですが,
カメラとPCのソフトで同期をとってファームアップする場合,
カメラの電池残量が少なくて更新中に電池がなくなったりしたら
ファームアップが失敗したりします。
この場合カメラ動かないなどの不具合が起きるので
電池には余裕を持ってファームアップしましょう。
ちなみに失敗したらラボ送りです。
サービスセンターに電話をしましょう

A/D変換(RAW)

どうも,今回はRAWについてやります。
そもそもRAWって知ってますか?
はい,英語で生とか未加工という意味です。(確か

1. RAWデータ
RAWデータとはデジタルカメラで撮像素子からの
出力データの事を指します。
つまりこれはカメラのメーカによってその出力の形式が違うので
一言でRAWといっても同じデータ形式ではありません。
ちなみにオリンパスのRAWデータの拡張子はORFです。
特徴はなんと言っても何もいじっていないので,
撮った後PCでWBなどを自由に変えても画像劣化がないこと。
しかしながら非常にデータが重い!!!!
1000万画素なら大体10MB~20MBほどあります。

2. A/D変換
A/D変換とはアナログ信号をデジタル信号に変えることです。
つまりセンサが撮像素子に入った光に反応して○△V
を出力します。そしてこの○△VをA/D変換器に通して
1と0の羅列にすることです。まぁ,2進数です,%bです。
さて,このA/D変換ですが,レンジがありますよね。
このレンジが実はメーカによって違うのです。
今までRAWデータのビットは大体12ビットらしいのですが
最近では14ビット(2つしか増えてねーじゃんとか思うなよ)
の物も出てきています。
ちなみにこのビットというのはRGB各色についてです。
(Rで12bit,Gで12bit,Bで12bit)
もちろんこのビット数は大きいほうが階調が豊かになるのですが,
12bitから14bitになるということは単純に考えて
データ量が1.17倍になるということです。重いです。
ちなみに,12bitは4,096階調,14bitは16,384階調です。

3. まとめ
まぁ,このA/D変換のビット数も適当が良いですね。
ビット数を上げれば画質はあがりますが,
一枚の絵のデータ量が大きくなってしまいます。
少ないと画質が悪くなります。
しかし,近年のCFやSDのデータ容量の増加で
今後もビット数は少しづつ上がっていくと思います。

手ブレ補正

今回はデジタルの強み「手ブレ補正」です。
といっても,実はフィルムでも手ブレ補正は可能です。

1. 手ブレ補正って
まず,手ブレとは写真を撮る時にカメラを構えますよね。
手で持つことで手の震えとかによって写真を撮った時にブレてしまう
というわけです。銃とか撃つとき照準があまり定まらないのと同じ感じですね。
写真というのは100分の1とか400分の1とか非常に細かい時間で
露光して絵を作り出しますが,やはり震えがあるとブレます。
つまり手ブレとはカメラが揺れて絵がブレた絵になること。
一方被写体ブレとは被写体が動いて被写体自身がブレる事です
(実は違う時があります)
そして,そんな手ブレ写真をなくす,いろいろな方法があります。

ⅰシャッター速度を上げる
高速シャッターで写真を撮るとあまりブレません。
というのも,秒速10メートルの人を撮る時に,シャッタースピードを
仮に1/10000と1/100でとった場合,被写体が移動する距離は
100倍も違うのです。距離で言うと1mmと10cmの差です。
すごいでしょ。焦点距離によるけど1mm動いたぐらいじゃ
ブレません。広角なら。
そのために,ISO感度上げたりしますのでノイズが目立ちます。
主にこの作戦は携帯電話やコンデジで使用されます。

ⅱデジタル処理
デジタル処理で手ブレを目立たなくする方法があります。
しかし,デジタル処理なのであまり期待はできませんが。
ないよかましかもしれません。

ⅲ手ブレ補正機構を取り付ける
光学的に手ブレを補正します。
主にレンズ内蔵とボディ内蔵があります。
そして,それぞれに長所と短所があります。

a)レンズ内蔵型
レンズ内に手ブレ補正用のセンサやレンズがあり,
揺れに連動してレンズが駆動してブレを軽減する。
レンズに内蔵しているのでファインダーで覗いた時も
補正された絵が見えるので安心して写真が撮れる。
またフィルムカメラでも使用できる。

b)ボディ内蔵型
ボディの撮像素子を揺れに連動して駆動させる。
デジタルだからできる業。
ボディ内蔵なのでどんなレンズを使用しても手ブレ補正ができる。
しかし,レンズ内蔵とは違い写真を撮る時に撮像素子が駆動するので
ファインダーを覗いた時点では安定しません。

↓まとめると↓

レンズ内方式ボディ内方式
長所各レンズに特化した手ブレ補正の設計により精度が高い。
ファインダーで覗いた時,絵が安定している。
フィルムカメラでも使用できる。
どのレンズにも対応できる。
(つまり昔のレンズなども使用することができます)
短所大口径のレンズには実装しにくい。
補正機能つきのレンズが少ない。
ファインダーで覗いた時絵が安定しない
シビアなピント合わせがレンズ内方式に比べ難しい

2. 手ブレ補正の使い方
もともと昔のカメラマンは手ブレ補正など使ってなかったわけです。なので,
三脚,一脚,すさまじい集中力などで手ブレを最低限に抑えていました。
多分広角,手持ちで1/10から1/20ぐらいならあまりブレが気にならない
ような写真を撮る猛者も少なからずいたはずです。プロとか。
つまり手ブレ補正とはあくまで補正なのです。
まずは手ブレ補正をOFFにしてある程度,手ブレしないような写真を
撮れるようになってからこのシステムを使うことをお勧めします。
じゃないと,いざという時にブレまくって困ると思います。
かくいう私もブレますけど・・・。
まずは自分の手の震えをなくす特訓をしましょう!
次に,慣れてきて手ブレ補正を使うタイミングですが,
ある時を除いて常に使いましょう。
ある時とは・・・三脚を使用する時です。
実は三脚を使う時も微小なゆれが発生します。
それをセンサが誤認識して画質の劣化が発生してしまいます。
それ以外はきちんと認識してくれるようなので(首振りの時とかも)
思う存分手ブレ補正Lifeをエンジョイしてください。
しかし,注意が必要なのは手ブレ補正を使用すると電池の消耗が
早くなります。耐久写真レースをするならOFFにしましょう。

3.まとめ
各社,手ブレ補正の方式は別々です。
とはいえそれなりの精度が出るのでハズレはありません。
しかしレンズ内方式だと対応しているレンズが少ないので
注意が必要です。よくメーカのレンズとボディを見て
(特にレンズはかなり重要です)
計画的にカメラを選ぶことをお勧めします。

記録メディアとカメラ

どうも,今回はデジタルカメラには欠かせない,
記録メディアについてです。
最近では,SD,SDHC,CF,xDピクチャーカード
などなどいろいろな種類のメディアがあります。

1. 記録メディアについて
記録メディアですが,まず何のためにあるかというと・・・
撮った写真を保存するためです。当り前ですね(笑
まぁ,記録メディアとはデータを保存するメモリですね。
しかし,カメラの機種によっていろいろあるため
カメラを選ぶ際に悩む要素のひとつだと思います。
では,軽く記録メディアについて説明します。

ⅰCF(コンパクトフラッシュ)
これは確か,SanDiskが開発した記録メディア。
コンパクトといいつつも最近の小型メモリに比べでかい。
しかし,おそらくカメラで使う記録メディアでは容量かつ
書き込み・読み込み速度が一番かもしれない。
容量はSDもかなり大きくなっているが,CFは通信速度がマジ速い。
最近はUDMAという仕様のCFも出ていて,これはさらに早い。
しかし注意が必要で,カメラもUDMA対応でのほうがいい。
というか,UDMA対応のカメラでUDMA非対応のCFを使うと
通信速度が落ちるのでむしろこっちに注意。
UDMA対応のカメラにはUDMA対応のCFを。
オススメなのはやっぱりSanDiskのCFです。
ホラ,UDMAの文字が・・・

ⅱSD,SDHC
まずSDとSDHCの違いですが。
実は外見はかなり似ています。
つか同じ格好(サイズも)です。ピンの数も同じ。
では何が違うかといいますとですね。
容量とスピードの規格化ですね。
SDHCは基本的にSDの進化版みたいなもの
なのですが,SDの容量がMAX2GBから
SDHCでは4~32GBとなっています。
さらにclass4とか6とか書いてありまして。
まぁ,最低でもこのぐらいのスピード出るよ
ってことを保障してます。
class2が2MB/sの書き込み速度を保障
class10なら10MB/sを保障というわけです。

ⅲxDピクチャーカード
論外です。
書き込み速度遅い。
読み込み速度遅い。
容量少ない。
値段が高い。
いい事ありません。
これはオリンパス,富士フィルムなどが共同開発した
残念な産物です。しかし,いまだにEシリーズなどに
この記録メディアのスロットが存在する。正直いらない。
ひどい場合はこの記録メディアのスロットしかない場合がある。
(僕のE-510はCFとxDですが,xDのスロットは空のまま)

ⅳメモリースティックDuo
これは言わなくてもわかると思いますがSonyさんです。
容量も大きく通信速度もメモリースティックPRODuo
(たしか使えたはず?)なら書き込みが32MB/sと
それなりに高速なため,良しとする。ただ,
価格が少し高いが小さい割りには高機能なので仕方ない。

2. 記録メディアとカメラのスロット
カメラのスロットとは記録メディアを入れるところなのだが,
実はこのスロットが複数ある場合がある。

ⅰcanon
EOS-1Ds MARK Ⅲ,EOS-1D MARK Ⅲのみ。
両方ともCF+SDカード

ⅱNikon
D3(CF+CF)とD300s(CF+SD)。

ⅲolympus
E-3,E-520,E-420,E-620,E-30
いずれもCF+xDピクチャーカード。

ⅳSony
α700,α900(両方CF+メモリースティックDuo)

となっております。しかし残念ながらデュアルスロット
の利点を活用しているのはcanonとNikonのみ。
オリとSニーはただ刺さるだけ(笑
しかし,キヤノン,ナイコンともに上位機種で
お値段が結構するので注意です。

3. まとめ
さて,今回記録メディアとカメラについてやりましたが
容量はでかい方が良いのですが,
通信速度においてはカメラの書き込み速度
も関係しているので記録メディアの方が飛びぬけて
速くてもあまり意味はないです。
つまり機種にあった記録メディアを探すということが大事です。
最後に表にまとめておきます。

CFSD/SDHCxDピクチャーカードメモリースティック
長所通信速度が比較的速い
メモリの容量が大きい
コンパクトながら大容量なしコンパクトながら高速
容量も文句なし
短所この中では一番大きい通信速度がイマイチ欠点だらけお値段が・・・


↓あとオススメ↓


ボケと絞り羽根

さて,今回は写真のボケについてです。
今回はデジタルカメラだけでなくフィルムでも
同じことが言えますが,まぁ基礎ってことで。

1. ボケって何?
まず,下の写真














わかりやすいボケです。       ↑ここね
丸くなってるのがそれです。
これはE-510でレンズがZUIKO DIGITAL ED 50mm F2.0 Macro
開放,接写で撮ったので後ろの光源が大きくボケています。
こんなに綺麗に丸くならなくてもとにかく
ピントが合ってなくてボケているところをボケといいます。

2. ボケの詳細
さて,ボケとはなにかとわかってもらったと思いますが,
今回はボケと絞り羽根との関係を紹介します。

ⅰボケの形
さて,さっきの写真ボケが丸いです。
これは使ったレンズの絞りが丸いからです。
(カメラの光を通すところ)
ほかにも多角形絞りというのもあります。構造上,
円形絞りなら円形のボケ,n角形絞りならn角形のボケ
ができます。ただし開放した場合は両方とも円形です。
↓は多角形絞りの例














上のカビたレンズなら8角形ですね。
あ,あと円形絞りですが実は絞り込むと
円ではなく多角形になってしまいます。
尤も絞り込むとボケ自体でにくくなりますが・・・

ⅱボケの大きさ
同じピントで同じ距離でもボケの大きさは変わります。
絞りを開放するとボケは大きく,絞りを絞るとボケは
小さくなります。これは被写界深度とも関係するのですが
まぁ,詳しくはまた今度。
というわけで基本的に,ボケの大きさはピント,ボケの遠さ(近さ)
絞り,レンズの被写界深度によって決まります。

ⅲいいボケ味
どうやら,ボケは円形が綺麗らしい。
確かにまんまるのボケは綺麗ですが
なんというかきれいな六角形のゴーストも
なかなか良いと思います。個人的に。
(ゴーストってのは太陽とか撮ると移るやつ)
でも時代は円形らしく最近は円形絞りを
採用したレンズも多いらしい。しかし,
どうやら綺麗なボケの決定権はレンズの光学設計
にあるらしく絞りは大まかな形を決める程度
らしいです。ちなみにオススメのレンズは↓

おすすめというより僕がほしいレンズ(笑

2009年8月17日月曜日

F値

久しぶりの更新ですが、軽くF値についてです。

1.F値とは
F値とはカメラのレンズの絞り値の事で
数字が小さいほど絞りの口径が大きいです。
つまり明るいレンズというわけです。
基本的にF値は√2を公比にした等比数列(2・2.8・4・5.6・8…)
のはずなのですが、最近はそんなこともなくて
中間値2.4とか3.2とかとかも表示する。

2.絞り
さて絞りの口径とか言われてもなに?
って感じだと思うので、説明します。
絞りとはレンズの中にある金属羽根で作られた
光の量を調整できる可動式の口なのです。
羽が何枚も連なっていてそれが動くことで円形っぽい口が
大きくなったり小さくなったりして、光を取り込む量を調整します。
んでこの口の直径を有効口径といいます。
ちなみにF値はどうやって決まるかというと
F値=有効口径÷レンズの焦点距離
ってなります。直径だから√2が公比なんだね☆

3.絞りとボケとISOとシャッタースピードとそのたいろいろ
こんなかんじで絞りはいろいろな要素とからんじゃいます。
それで、F値が小さいと明るいレンズですといいましたが、
決して万能ではなく開放だと被写界深度は浅いのでピントが合わないと
すぐぼけます。あとちょっと色落ちするとかなんとか
逆に絞りすぎると物理の波の実験(高専ではやった)みたく
光が回折を起こします。
んでどうやらベストな絞りは8ぐらいらしいけど
まぁ、これも結局はそのレンズの光学設計によるらしく・・・
基本、絞りはISOとシャッタースピードに挟まれ(お互いに)
大変なわけです。ちなみに僕は基本絞り優先で写真撮ります。